【楽しむ姿勢】が大事だった

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「つまらない」は誰かのせい?

社会人になって数年。
仕事は毎日同じことの繰り返しで、やりがいもなく、上司への文句ばかり言っている自分がいました。

「仕事がつまらないのは仕方ない」
「だったら、仕事以外で楽しいことを見つけよう」

そんなふうに思って、新しい趣味や習いごとに手を出してみました。
でも、どれもいまいちピンとこない。やがて飽きてしまい、また退屈な日々に戻るだけでした。

思い出した「楽しむ力」

ある日、実家に帰って家族と昔話をしていたときのこと。
小学生のころの自分を思い出しました。

ゲームでも、部活でも、なんでも本気で楽しんでいたあの頃。
お金も自由もなかったけど、毎日がキラキラしていました。

ふと気づきました。
「今よりずっと不自由だったはずのあの頃のほうが、なんであんなに楽しそうだったんだろう?」

違いは「姿勢」だった

その答えは、意外とシンプルでした。

子どものころの自分は、「楽しいことが起きるのを待つ」のではなく、
「どうしたら楽しめるか」を自分で考えていたんです。

たとえば、ただの散歩でも、
「どんな虫がいるかな?」
「ここからジャンプしたら届くかな?」
なんて、自分で遊び方を見つけていました。

今の自分は、楽しいことが勝手にやってくるのを受け身で待っていただけ。
楽しさは、誰かがくれるものじゃなかったんです。

楽しむ姿勢を取り戻す

この気づきから、僕は「楽しむ姿勢」を意識するようになりました。

たとえば、つまらないと思っていた仕事でも、
「どうすれば面白くできるかな?」
「自分なりに工夫できるところはないかな?」
と考えてみるようにしたんです。

すると不思議と、少しずつやりがいが見えてきました。
続けていったら、評価も上がるかもしれない。そんな希望まで見えてきました。

まとめ:楽しむ力は「才能」じゃなく「意識」

どんなに素敵な環境にいても、受け身でいたら退屈に感じてしまいます。
逆に、どんなに地味なことでも、自分から楽しもうとすれば、そこに発見があります。

「どうしたら楽しめるか?」
その問いを持ち続けることが、人生を豊かにする第一歩かもしれません。

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